第33回大阪府作業療法学会

【学会長挨拶】

みなさん!こんにちわ。この文章に目を通してもらってありがとうございます。

私は第33回大阪府作業療法学会の学会長を拝命した藍野大学作業療法学科の中西英一といいます。今回の学会のテーマは「Eureka #OTばっかれー」としました。テーマは学会の実行委員会みんなで考えました。たぶんみなさん首を傾げておられると思います。普通学会でこのようなテーマにはしないからです。ではなぜこのようなテーマにしたのか。それは、わからないことが、人間の知的好奇心を高めるために重要なことだからです。テーマを目にされた人の中で何人かは”Eureka”ってなんだ、「#ばっかれー」ってどういう意味と考えてグーグル先生に尋ねた人がいると思います。これが学会が目的とするところです。なぜならわからないことを目にした瞬間に私達の知りたい欲求はむくむくと立ち上がり、ついつい行動してしまうのです。そして、調べた人の何人かはグーグル先生が出した答えを人に話したりすると思います。こうやって私達は無知から既知へ既知から無知へと往復運動しながら学び、行動するのです。そして、この営みは非常に大きな喜びをもたらします。ただ、大きな喜びが生まれる為に大切なことは、いままで当たり前だと思っていたことに疑いを向け、枠組みをはずして新たなものの見方ができるときです。だから無我夢中を意味するEcstasyの語原は「自分の外に立つ」ということなのです。

今学会ではこのような体験が参加されたみなさんに起きることを願って様々な企画を考えました。特に府民公開講座の対談では、宗教学者で僧侶でもある釈徹宗先生にお越しいただき、「生きる意味とは 宗教学と作業療法学から考える」をテーマに日本作業療法士協会会長中村春基先生と対談していただきます。作業療法学と宗教学、この二つが出会ったときになにが起きるのでしょうか。楽しみです。ちなみに目から鱗が落ちるという言葉はキリストの奇跡から生まれた言葉です。

また今回は大学設備を生かして、実習室での実技やレストランでの斬新な講演も企画しております。そして、釈先生と中村先生の対談が満員御礼になったなら、何かが起きるかもしれません。期待してください。

ぜひ今回の学会を通じて新たな視点を学ばれて次の日からの作業療法の臨床現場でひと味違ったセラピーにつながれば学会長、実行委員としては何よりの喜びです。では当日学会でみなさんに会えることを楽しみにしております。

日時
平成30年12月2日(日曜日)
会場
藍野大学
テーマ
「Eureka  #OTばっかれー」

第33回大阪府作業療法学会チラシ
↑ クリックでpdfpdfを別ウィンドウで表示します

【府民公開講座】

1.府民公開シンポジウム「認知症にならない・負けない~認知症予防から介入まで」
武田 雅俊先生 大阪河崎リハビリテーション大学 認知予備力研究センター所長
荒井 秀典先生  国立長寿医療研究センター 老年学・社会科学研究センター長
松下 太先生  森ノ宮医療大学 作業療法学科
白井 雅子先生 藍野大学 作業療法学科
酒井 浩先生  藍野大学 作業療法学科 (司会)
2. 府民公開講座「共同で社会を創ること 〜共に生きるために〜」
姜 博久先生 (特定非営利活動法人 障害者自立生活センター・スクラム)
3. 対談「宗教学と作業療法学の出会い。生きる意味をどう捉えるか?」
釈 徹宗先生  相愛大学人文学部教授・如来寺住職
中村 春基先生 日本作業療法士会 会長

【作業療法教育講演】

1.身体領域
「半側空間無視を呈する方が生活されている世界を一緒に考えてみる
—患者さんから少し離れて、時には相手に潜り込むように考えてみる—」講義・実技
玉地 雅浩先生 藍野大学 准教授 理学療法士
「食事」=「ADL」摂食嚥下作業療法のポイントを学ぶ 講義・実技
寺本 千秋先生 紀州リハビリケア訪問看護ステーション 代表取締役
一般社団法人 和歌山県訪問看護ステーション連絡協議会 理事
2.精神領域
精神科領域の作業療法士が考えること
岩根 達郎先生 京都府立洛南病院 作業療法士
3. 身体発達領域
「あなたの可能性見つけます!~心を起こすための工夫~」
西本 寛先生  ケアステーションかんざき
4.地域から
多様性のある地域社会と共生の原風景
開催場所:レストラン フーコバーナ
宮崎 宏興 先生 特定非営利法人 いねいぶる 理事長

【演題募集】

一般演題
口述報告。1演題7分 質疑3分
サポート演題(経験年数5年以下対象 大阪府作業療法士会理事がわかりやすく事例検討をサポートします)
口述報告 1演題(1演題7分 質疑サポート13分 合計20分)
ポスター発表
一般演題、サポート演題、ポスター発表の抄録締切 8月24日(金)
演題登録はこちらから

【大阪府作業療法士会福祉用具委員会企画】
「福祉用具 こんなんどうですか!GP」

福祉用具(自助具・ADL支援用具・治療器具などOT活動で自作したもの)製作の方法・工夫・使用結果などを報告して下さい。参加者の投票で優秀賞を選定します。

演題登録要綱をダウンロードし確認の上、抄録用紙をダウンロードしてご記入ください。
「福祉用具 こんなんどうですか! GP」演題登録要綱
こんなんどうですか!GP抄録用紙 (word文書)
抄録用紙記入例(PDF)

「発表はちょっとなあ‥と思っている方へ」
当日会場内で、こんな物があったらいいなあ、既存のここに困ってる/使いにくい、こんな物を作りたいんだけど(アドバイス下さい)と言った事を受け付けます。座談会(相談コーナー)スペースを設けますので、お集まり下さい。

「福祉用具 こんなんどうですか! GP」の演題登録は、抄録用紙を記入の上
fukusiyougu_osaka_ot@yahoo.co.jp まで送付してください。