第32回大阪府作業療法学会

【学会長挨拶】

発達障害領域の作業療法士の先人に「作業療法の対象者の方が笑われるということは『あなたが、私にされた作業療法は問題ない、きわめて適切である』という証である」と教えていただいたことがある。今回の学会テーマを「笑いのチカラ 活動・人・場所・時間」に決めさせていただいた大きな背景になる。

現在、私は運動や意思の表現が難しい重症心身障害者(児)の方々を対象に作業療法士として働かせていただいている。現場ではその方々の「笑い」は暮らしを変えるチカラになることを実感させていただいている。「笑い」が家族に元気を与え、スタッフに働く意味を伝えてくれる。「笑い」にはチカラがあり、笑っていただくために専門的な技術と知識が必要である。

作業療法にはエビデンスが必要である。本学会では客観的なエビデンスを示す努力を積み重ねるために、まず、目の前の対象者の方に笑っていただき、笑いのある暮らしを提供する作業療法の実践を共有し、作業療法が提供できる「笑いのチカラ」について共有したい。

府民公開講座で「作業療法で笑いのある暮らしを創りましょう」をテーマに様々な領域で働く個性的な作業療法士が多様な視点で「笑いのチカラ」について講演してくれます。

学会企画のOT-1GP(Osaka Tolls-1 GP)は「笑い」のために必要なアイデア、器具、活動をポスターにて表現したいと思います。

会場に笑いが溢れる学会にしたいと思います。ご協力をよろしくお願い申し上げます。

学会長 松本茂樹 堺市立重症心身障害者(児)支援センターベルデさかい

【笑顔募集】

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【実施概要】

  • 開催日:平成29年12月3日(日曜日)
  • 場所:大阪国際交流センター
    アクセス・地図(新規ウィンドウで開きます)
  • テーマ:「笑いのチカラ 活動・人・場所・時間」

【府民公開講座】

「作業療法で笑いのある暮らしを創りましょう」

講座①認知症領域から
講師:松下太氏(森ノ宮医療大学)
座長:野崎健氏(希望や訪問看護ステーション)
講座②手の外科領域から
講師:西出義明氏(もり整形外科)
座長:岩槻厚氏(ゆきおか訪問看護ステーション)
講座③精神科領域から
講師:芳賀大輔氏(NPO法人日本学び協会 ワンモア豊中)
座長:稲富宏之氏(大阪府立大学)
講座④中枢神経領域から
講師:木瀬憲司氏(森之宮病院)
座長:田丸佳希氏(四條畷学園大学)
講座⑤訪問領域から
講師:藤原太郎氏(株式会社和ごころ 和泉リハビリ訪問看護ステーション)
座長:園山真弓氏(篤友会リハビリテーションクリニック)
講座⑥発達領域から
講師:黒澤淳二氏(大阪発達総合療育センター)
座長:辻善城氏(大阪赤十字病院附属大手前整肢学園)
学会長講演 「笑いのチカラ 活動・人・場所・時間」
講師:松本茂樹氏;学会長〈堺市立重症心身障害者(児)支援センターベルデさかい〉
座長:中西英一氏;次期学会長〈藍野大学〉

【演題募集】

多数の応募ありがとうございました。おかげさまで楽しく学べる学会になりそうです。