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一般・非会員の方
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会長挨拶

会長 長辻 永喜(ながつじ ひさき)の写真

社団法人大阪府作業療法士会のホームページにアクセスを頂き有難うございます。
このホームページが、少しでも多くの人に作業療法の世界を知っていただけるきっかけになれば幸いです。

作業療法は、昭和40年に国家資格として成立して以来、主に医療分野を中心に活動してきました。障害者・高齢者の復権とその人の住み慣れた地域・住まいでの自立生活を支えて行くための専門職です。大阪府作業療法士会は昭和60年に発足し、20周年を迎えた平成16年には1,000名の会員を有し、広く市民の皆様にリハビリテーションサービスを提供しています。その実績を認められ、平成17年度からは新たに社団法人としての再出発を果たすことになりました。これも皆様のご支援の賜物と感謝しております。

さて、身体障害者(児)・知的障害者(児)・精神障害者そして高齢者も含めたリハビリテーションの対象となる人口は増えつづけています。医療から保健・福祉・地域への移行もすすんでいます。色々な領域でリハビリテーションの需要は増加しています。そのリハビリテーションの中核となる作業療法士の必要性もますます大きなものになってきています。

具体的には、機能障害の回復、日常生活諸活動の自立または介助量の減少を目的に機能回復訓練を行ないます。いかにすれば動作が容易になるか、いかに介助すれば当事者・介助者ともに楽に動作が行なえるかをいっしょに検討し考えてゆきます。また、動作獲得・介護技術の指導だけでなく、適切な福祉機器の適応を検討します。さらに「その人らしく」楽しい時間を過ごせるような活動の提供も図り、いかに充実した毎日を過ごせるかをいっしょに考えてゆきます。障害者・高齢者自らが、主体的に生きてゆくために必要な援助を行います。医療・保健・福祉・教育・職業、人間全てのフィールドにおいてより豊かな、充実した質の高い生活をともに考えてゆきます。

作業療法は人間を対象とした技術であり、利用者の立場にたって問題解決を図ってゆきます。ゆえに、作業療法士は『人の痛みがわかる人間』であり、同時に『人に共感できる人間』でなければならないと思っています。

作業療法は科学的な根拠に基づいた技術として、質の高さを求められる世界です。専門学校や大学教育などのいくつかの養成過程がありますが、修得にはとても厳しいカリキュラムが科せられています。人間の身体構造から病気・外傷の生理・病理などの知識の積み重ねだけでなく、人間の心の働きを知る感性も必要です。たくさん学ぶことがありますが、作業療法は人間の限りない可能性を追い求めて活動しています。私たちはその可能性を科学に基づいて極めてゆける人材を目指しています。